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仏像販売 - 秘密集会(グヒヤサマージャ)


秘密集会タントラの秘密仏(ヘールカ)


47340-仏教仏像「秘密集会(グヒヤサマージャ)」


チベット後期密教の守護尊である秘密仏「秘密集会(グヒヤサマージャ)」のたいへん希少な限定1点もの仏像です。多面多臂像の複雑な造型の素晴らしさもさることながら、細部に至るまで丁寧に装飾が施され、仏像の大きさも申し分なく、表面には青緑色の緑青が付着するなど、経年による銅造鍍金仕上げならではの妖艶な輝きや質感が十分に生かされた、とても上品な仕上がりとなっています。素敵なお厨子などに納めて飾れば、秘仏らしい雰囲気がよりお楽しみいただけることでしょう。

秘密集会(グヒヤサマージャ)は、後期密教経典のうちで最も早く成立したとされる「秘密集会タントラ」に基づく「秘密集会曼荼羅」の中尊です。主尊の秘密集会は寂静相であり、その妃である触金剛女ともに、同じ三面六臂の特徴を持ちます。古来より、チベットの僧侶を守る守護尊(イダム)として篤く信仰されてきました。

この仏像は、ヤブユムとよばれる多面多臂の男女合体仏(歓喜仏)で、チベット密教の叡智と神秘性とを孕んだ、まさに究極ともいえる像容です。美しさのみならず、秘仏ならではの形容しがたい独特の魅力を放っております。

抱き合う男女のそれぞれには、ほとけの方便と般若の智慧が示されており、あらゆる二元的要素が本質的には一つであることを表現しています。また、この仏像のように夫婦の交わりという「性的」な要素や「非日常的」あるいは「不浄なもの」とみなされている要素を悟りを得るための手段として、あえて積極的に取り入れているのが、後期密教の大きな特徴です。

沢山の手をもち、恐ろしげでありながらエロチックであるその姿は、観る者の心に大きな衝撃を与えます。しかしながらその姿形には、私たちが悟りへ至るための仏教理論の精髄が込められているのです。

寺院さまをはじめ、悟りを目指す行者さま、チベット密教に興味のある方にもオススメ。この神秘的な秘密仏を、貴方の守り本尊にいかがでしょうか?

■サイズ:高さ242mm x 幅180mm x 奥行120mm
■材質、仕上げ:銅製、鍍金・彫金仕上げ


税込価格:¥216,000

(本体価格:¥200,000)


- 販売終了いたしました -


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47340-仏教仏像「秘密集会(グヒヤサマージャ)」

実物と写真によっては、仏像のデザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。


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解説:秘密集会(ひみつしゅうえ:グヒヤサマージャ)


■秘密集会(グヒヤサマージャ)は、後期密教経典のうちで最も早く成立したとされる「秘密集会タントラ」に基づく「秘密集会曼荼羅」の中尊です。密教でもっとも重要な五仏(大日、阿しゅく、宝生、阿弥陀、不空成就の五如来)の中の阿しゅく如来が姿を変えたものとされています。古来より、チベットの僧侶を守る守護尊(イダム)として篤く信仰されてきました。
■多くの守護尊が、僧侶を守るために畏怖すべき恐ろしい姿をしているのに対し、秘密集会はとても穏やかな静寂相であるのが特徴で、三面六臂で足を結跏趺坐を組み、手には金剛杵や鈴、輪(チャクラ)や剣などの武器を持ち、妃である触金剛女を抱く姿で表されます。


※歓喜仏、忿怒尊、護法尊:商品一覧





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