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仏像販売 - 獅子吼観音


衆生を救う観音力…


49092-仏教仏像「獅子吼観音」


獅子に乗る仏様といえば「文殊菩薩」が有名ですが、本作は観音菩薩が獅子に乗ったとても珍しい仏像です。

この仏像は、日本でよく見られる観音様のお姿とは異なり、とてもアルカイックな雰囲気を漂わせています。古代仏教の美術様式の特色が残り、仏像自体の色合いもよく、銅造の質感が十分に活かされた艶やかな肌。そして、菩薩の慈悲の心を表すかのような穏やかな表情がよく表されており、その何ともいえないやさしげなお姿には、慈悲の仏様にふさわしい優美さがあります。
また、観音菩薩が乗る獅子の猛々しい表情も丁寧に表現されています。ちなみに、大きく開いた獅子の口は、衆生に教えを説く釈迦の声が、百獣の王である獅子(ライオン)の吼え声の如く広く響き渡ることを例えた表現であるといわれています。

派手な装飾は控えめに抑え、全体的にオーソドックスな仕上がりとなっていますが、逆に、それが仏像の美術的価値を高める要因にもなっています。

冒頭にも申しましたが、獅子に乗る観音菩薩像はとても珍しいものです。美は、自分のそばに置くことで喜びや感動を得、さらに、この部屋を訪れた人々をも感動させることができます。

貴方のお部屋の格調を高める高尚なインテリアとして、きっと活躍してくれることでしょう。

■サイズ:高さ160mm x 幅145mm x 奥行80mm
■材質、仕上げ:銅造、彫金仕上げ


税込価格:¥270,000

(本体価格:¥250,000)



※この仏像は限定1点ものです。ご注文の前に、必ず在庫確認の問合せをお願いいたします。


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49092-仏教仏像「獅子吼観音」

実物と写真によっては、仏像のデザイン・色合い等が若干異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。


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解説:獅子吼観自在(ししく:シンハナーダ)


■チベット・ネパール・中国・日本など、観音信仰の盛んな地域では、観音様は多種多様なお姿に化身して救済を求める民の前に現れますが、特に、チベットやネパール地域では、百八体の様々な姿をもつな変化観音として古来より篤く信仰されてきました。その中のひとつとして、獅子吼観自在(シンハナーダ)が存在します。
■獅子吼は、読んで字の如く「獅子の吼え声」を意味します。これは、衆生に教えを説く釈迦の声が、百獣の王である獅子(ライオン)の吼え声の如く広く響き渡ることを例えた表現であるといわれています。
■獅子吼観自在の一般的なお姿は、一面二臂(顔1&腕2)で三眼(両眼+額)、髪髻冠(はっけいかん:髪を冠のように高く結い上げた髪型)を頂き、さらには阿弥陀の化仏を頭上に載せています。虎皮を纏い、獅子に乗り輪王坐(りんのうざ:左足を深く内方に屈し、右膝を直立させる坐り方)で坐し、蓮華に載った剣と三叉戟(さんさげき:先端が尖った三叉の武器)を手に持ちます。


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